S2型課題「放射光X線による磁場誘起相転移の研究」

研究目的

磁場で相転移が誘起される物質を対象として、 結晶構造、電子構造、スピン構造の微小な変化を放射光X線回折実験によって検出し 相転移の機構を明らかにする

研究期間

2005年10月から3年間
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研究グループ

研究対象とする現象・物質群

実験設備

PF実験棟のBL-16A1にHuber4軸回折計(横振り)を設置し、 その上に磁石位置スライド機構つき超伝導磁石クライオスタットを搭載する。
  • ビームライン: BL-16A1 (5〜13 keV、床面に平行な直線偏光)
  • 磁場: -8 T〜+8 T、鉛直方向
  • 温度範囲: 1.5〜300 K
  • 測定可能角度: -3< χ< 3。2θとωに関するブラインドは下図の斜線の部分
  • 操作システム: SPEC on Linux
  • 寒剤: 液体窒素と液体ヘリウムで冷却

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